先日ディズニーシーにてパックの牛乳を飲んだ。自宅以外で牛乳を飲むことなどまずないが、メニューに書かれた 「ミルク/MILK」 の表記にファンタジー心をくすぐられて頼んでみたらパック牛乳とご対面したわけだ。


園内作りこみに対する異様な執念が前提として刷り込まれているだけに、こういう細かいことがすごく気になる。理由など分かりすぎるほど分かったうえでそれでも気になる。ドナルドの大きなマグカップを想像した俺も無邪気すぎるし、そもそもシーに何回来ているんだという話もある。


ところで夢の破壊といえば、キャストが行列に対して怒鳴り声で注意事項を述べている光景も個人的には高得点。誰もがスマートに事を運びたいと願っているだろうに、ガナリ声を出すハメになった事情を思い暗い目になる。


語るほど海外経験はないけれど、アナウンスが異常に多くてしかもそれが役立っていない (うるさい) という状況は日本が突出しているように思える。自分が日本語を知らなかったら 「なにをこんなに喋ることがあるんだ?」 と不安になると思う。


とはいえ最近の電車なんかはだいぶスマートなアナウンスに変わってきている実感がある。そしてまた視覚的アナウンスも並行して充実しているのではないか。そんな前フリで自分が毎日乗る電車をオチとする。


音量レベルのまちまちさはデフォルトであり、聞いているだけで心拍数が上がる大音量で 「車内の携帯電話のご使用はご遠慮ください」 と満員の車内にガナリ立てる。これはいわゆるブラックジョークだよな?と自分を納得させる毎日。